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作れるものはなんでも作ります

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2021年をふりかえって

GitHub Pagesの動作確認を兼ねた投稿です。

2021年は8月末のDMM.make AKIBAの営業縮小が大きく、それまでにいくつか制作を行い、9月以降はそれらで食いつないだという感触です。また、半導体不足でほとんどのSTM32マイコンが入手できなくなったため、電気を使わない物も作ることが多くなりました。

製作物

M5Atomを使ったポケットカメラ用プリンタ

ポケットカメラのプリンタ向け通信をM5Atomで受信して、プリントする内容を画像ファイルとして取り出すためのデバイスです。せっかくなのでと2021年のヒーローズリーグに応募したところ、特別賞をいただきました。

通信ケーブルをカットする必要があるのはよくないのですが、このプラグに沿ったソケットは入手できないようです。なので、ソケットにかわる小基板を作成しました。いま製造中で、年明け早々に動作確認をと考えています。

アクリルスタンド展示用フレーム

多々販売されるアクリルスタンドですが、凝ったフレームも多く合わせて飾らないのはもったいないと、フレームごと展示できる枠を作成しました。写真ではアイカツオンパレードの稼働終了もあり、その他の関連グッズも合わせて飾れるようにしています。

スイング展示用スタンド

アイカツプラネットで入手できるスイングを、ちょうどいい角度で展示するための台を作りました。スイングは凝ったデザインなので、盤面を隠れることなく立てることができます。

市販のアクリル板から30セット程度作れるので、まとめて作って芸カで頒布しました。芸カはサークル初参加でしたが、2019年まで出ていた技術書典とは全く異なる雰囲気だったのが衝撃です。技術書典は「ひと山当てるぞ」とか「出版社に選ばれるぞ」といったギラギラした雰囲気が強く感じていましたが、芸カは楽しもうという温度感で穏やかでした。

来年に向けて

製作の際の工具利用や作業スペースとして週末のDMM.make AKIBAを活用していたため、今後どこで作業をやっていくかが課題です。芸カの出展はおもいのほか製作意欲の盛り返しが強く、実会場でのイベント参加の魅力を大きく感じてしまいました。なんらかの実物を作る趣味では、実会場でのリアクションはオンラインでは得にくいところがあります。今後実会場は大きく増えることはない前提を考えたときの、オンライン展示への面白みをみつけていくのがもうひとつの課題です。