cartridge

GBCartridge

本体画像

自作のゲームボーイ用カートリッジです。自分で作ったゲームやMBC内機能を、実機で動作させることができます。

機能

MBC5相当のカートリッジとして動作します。基本的に白黒ゲームボーイ専用です。カラーでも一部制限ありで動作します。それ以降の機種では確認していません。

バッテリーバックアップをサポート

本体の電源OFF時にカートリッジ側RAMの内容を保持するバッテリーバックアップを実装しています。別売りのCR2032をセットすると、電源OFF時にRAMデータをすべてマイコン内のROMに書き込みます。次回本体起動時に保存されたデータをRAMに展開しますので、電源OFFの間は本体の電池を取り外してもRAMの内容は保持されます。

電源OFF時、電池はおおよそ2ヶ月で消耗します。使用しないときは電池を抜いておくのをお勧めします。

USB経由のデータ読み書き

カートリッジROM/RAM、およびMBCの機能はすべてUSB経由で書き込めます。バッテリーバックアップにて保存されたRAMのデータも、USB経由で読み出すことが可能です。

使い方

購入後

書き換え

インタフェースとしてdfu-utilを使用しています。macOS / Windows / Linuxのそれぞれで動作します。必ずdfu-utilのVer. 0.9を使用してください。

書き換えの際はボタン電池を抜いてください。コイン電池が入ったままUSBで接続した場合は、USBケーブルを抜いたあとに電池を一度取り外してください。

macOS / Linuxの場合

  1. dfu-utilを、PATHが通っている箇所にインストールしてください。各種パッケージマネージャーを使用していれば、そちらからインストールすると便利です。
  2. カートリッジのリポジトリをクローン、またはダウンロードしてください。
  3. ターミナルから、toolsフォルダ内のpcbif.shを実行してください。

Windowsの場合

USBで本体とPCを接続し、dfu-utilで書き換えを行おうとしても「Cannot open DFU device 0483:df11 No DFU capable USB device available」と表示される場合は、ドライバの入れ替えが必要です。こちらの記載に従ってドライバを入れ替えたあとに、再度試してください。バージョンは2.4でも動作します。

  1. SourceForgeからWindows用のdfu-util (dfu-util-0.9-win64.zip) をダウンロードします。
  2. カートリッジのリポジトリをクローン、またはダウンロードしてください。
  3. cartridgeフォルダ内のtoolsフォルダに、1でダウンロードした dfu-util のファイル一式 をコピーします。
  4. PowerShellから、toolsフォルダ内の.\pcbif.ps1を実行してください。

PowerShellから「このシステムではスクリプトの実行が無効になっているため……」というエラーが表示される場合、シェル上で “powershell -ExecutionPolicy RemoteSigned .\pcbif.ps1 オプション” として実行してください。

複数のオプションを指定した場合、上のものを優先します。

制限

注意

謝辞

このカートリッジの仕組みは、Dholeさんが公開していたものを利用しています。